知ること

怠け病ではないのです

1980年代に、アメリカの精神医学会によるうつ病に関するマニュアルが、発表されました。 この頃から、少しづつ日本でもうつ病に関しての、認知度が上がってきています それは日本での患者数が、増えてきたという現実も手伝っていたのです。 患者が増えれば、症例数も増えるので患者本人も、患者の周囲の人間も病気に対する知識も自然と増えてきます。 認知度が低かった時代には、一部の人間の誤解により怠け病だという間違った見識を持つ人もいました。 このことにより、患者本人への言葉の暴力等もあり、より一層の病状の悪化を招くという悪循環も引き起こしています。 広く知られるようになった近年では、接し方にも気を使わなければならない精神疾患の一つとして対応されるようになったのです。

励ましてはいけません

気分障害の一つとされ、活動意欲の低下、食欲不振、不眠といった症状を特徴としている精神疾患がうつ病になります。 家族や恋人がある日突然に、発症してしまったという場合は接し方にも気をつけなければなりません。 何故なら、一般的な病気の時には頑張ってや早く治して元気になどの励ましの言葉を口にしたくなるのが、人情というものです。 この頑張ってなどの励ましの言葉をかけるのは、うつ病の患者への接し方としては、やってはいけないことになります。 では、どのような接し方が良いのかというと、まずは話を聞いてあげることです。 声を発するよりも、相手の話をじっくりと聞いてから、理解と共感を示すことが重要になります。 全面的に、相手の味方であることを伝えるが、決して押し付けがましくはしてはいけません。 最も大事なのは、相手に信頼を持ってもらうことと、何が起きたとしても動揺しないことです。

具体的な方法とはなにか

うつ病のひとへの接し方は、カウンセリングマインド、つまり話を聞く、ということが重要です。そのためには、まず、うつ病の正しい知識を身につけることが大切です。また、相手の症状の度合いをよく知ったうえで向き合うことです。 うつ病のひととの接し方には、いくつかポイントがあります。まずは、とにかく、聞き上手であることです。普段よりも会話の内容に耳をかたむけ、より相手の感情をくみとるよう心がけます。そのほかにも、相手の良い点を評価したり、治療に対しての希望をあたえることもいいです。 うつ病を支える方には、常に、冷静な態度や、上記で述べた接し方が求められています。そのため、支える側のメンタルも、強くたもつ必要があります。